伊藤園「抹茶スイーツティー」

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伊藤園「抹茶スイーツティー」(147円)

美味い。と思う。こういうの美味いと思うんだけど、そう思う俺は、ちゃんと美味しいものを美味しいと思う俺か、お茶のフルーツジュース割りが好きな俺か、どっちなんだろう。何か、とても美味しいと思ったのだけど、それは俺が疲れてるからか?

抹茶オーレとか、抹茶ミルクとか、そういうのも嫌いじゃないけど、この伊藤園の「抹茶スイーツティー」は、その辺とはチョト違う。ミルク入ってないし。抹茶というより、煎茶ベースで抹茶を混ぜた感じ。そこに砂糖が入っている。基本はそんだけ。で、キワモノみたいだけど、これ350mlで147円だから、高級路線なのね。

だから、かどうかは知らないけど、お茶が美味いんだ。甘さも絶妙。言ってみれば、和菓子を食って甘くなった口の中を、そこそこ美味い日本茶で洗い流した時のような味。つまり、インスタント「羊羹+緑茶」。何か、クセになる。これ飲んだ後、最後に、とびきり美味いお茶を一杯飲めれば、結構幸せ。

でも、売れる気はしないなあ。何故か。大好きだけど。というか、大好きだから、売れなくても商品として出し続けて欲しいと思うし、自販機にも入れて欲しい。最近、フルーツティーを見ないぞ。踏ん張れ伊藤園。

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ウーロン茶を頼んでしまう事

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これはバイカルのウーロン茶。グラスがキレイ。

食事に行って、アルコールが飲めない、または飲みたくない時、ついウーロン茶を頼んでしまう。ちゃんとした店でも、多くはペットボトルのウーロン茶が出てくるのは分かっていて、それでも、つい頼んでしまう。まあ、嫌いではないし。

ペットボトルのウーロン茶の美味い飲み方として、カシスウーロンがある。ペットボトル茶の苦みを上手く利用した、よくまあ考えついたもんだ、と関心するカクテル。アルコールも少なめだから、時々頼む。

ただ、水が美味い店だと、安心して水で済ます。食事に美味い水はかなり合う。ラ・ボエムみたいな、チェーン店なのに、山盛りの氷に美味い水を入れてくれる店はポイント高い。レモン要らずの美味い水が、無料で飲めるのは幸せだ。

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黒三景

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コーヒーのカクテルは、当たり前だが黒い飲み物

・バー歯車を打ち合せに使ってみた。相手が若松河田に住んでるし、俺は蔵前からの流れだったし、歯車はせっかく3時から開いてるから早い時間にも行ってみたかったということで。で、実際に打ち合せやってみると、案外スムーズ。机が広くてスペースあるし、メモくらいなら書ける。まあ、資料を使うタイプの打ち合せには使えないけど、確認とか依頼とかなら全然OK。むしろ、暗さと軽めのアルコールが、アイディア出しとバカ話を上手く繋いでくれるようで、悪くない。まあ、高くつくので頻繁には行えないけど、次回、機会があればまた、あの暗さの中で打ち合せしたい。

・漆黒の闇のようなバー歯車で、打ち合せ時に飲んだのは、最近のテーマ、コーヒーリキュールを使ったさっぱりして軽いもの。で、濱本君が作ってくれたのは、コーヒーフィズのような感じのもの。コーヒーリキュールが甘味を抑えた、コーヒー味のしっかりしたものだったようで、カカオフィズとは全然違う、大人のジュースみたいな感じに仕上がっていた。黒いカクテルは、歯車に似あうなあとか思いつつ飲んだ。コーヒーや抹茶を酸味と合わせるというのは、酒の世界では定番みたいで、それが定番というあたりに歴史を感じる。

・黒と言えば、アサヒ飲料の「黒茶 熟成」(490ml、140円・税別)は、案外美味い。時々出るプーアルのペットボトルだけど、全然定着しないので、是非、これ定番化されて欲しい。何と言うか、この程度でいいんだ、という感じの味。それなりにプーアルっぽいし、ジャスミン茶入ってるらしいけど邪魔してないし、甘味は少なめだけど、冷やしてゴクゴク飲むなら、この程度で全然問題なし。ペットボトル飲料ならではの、どうでも良さの程合いが良いと思うのだ。

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桃烏龍の冒険

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ハイピース「桃烏龍」350ml、125円(税別)

ようやく飲んだ。知ってはいたけど、そしてそれが俺の領域だと認識しながらも、見て見ぬふりをし続けていたのだけど、1496さんからいただいてしまったからには逃げられない。ということで飲んだハイピースの「桃烏龍」。

桃果汁は10%未満と書かれているけど、かなり桃味が強い。桃香料が多いんだろうなあ。で、烏龍茶部分は苦め。というか、桃果汁にお茶で苦味を付けましたという感じ。それだけでは弱いと思ったのか、甘味を甜茶で足している。甘味料を使わなずにノンカロリーで仕上げたのは良いと思うけど、桃は酸味と香りで、お茶は苦味で、甘味は甜茶というのは、どうなんだろう。あんまり美味しくない。

飲めないほどではないし、350ml飲み切る頃には、こういう味も有りと言えば有り、みたいな気分にもなるけれど、でもなあ。後味にお茶の苦味と渋味が残るし(水仙種が多いのかなあ)、桃の香料が舌に張り付く感じが、あまり心地よくない。発想そのものは分かるし、悪くないと思うので、こういう商品を出した事は素直に評価したいのだけど、力及ばずという感じなのかも。

お茶部分をもう少し美味しくして、桃の香料を減らして甘味を桃果汁で補って甜茶を止めれば、地味だけどそれなりに美味しくなるような気はする。気はするけれど、それはかなりメリハリを欠くだろうし、ペットボトル飲料には向かないだろう。そう考えれば、これはこれで、きちんと商品として成り立っている味なのだろう。これがもしとても不評だったとしても、ハイピースのお茶と果汁のブレンドへの挑戦が続く事を願う。と書いてから調べたら、ライチ烏龍やら菊華茶やら、新製品が続いている。祈るまでもない、安心した。

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伊藤園「果実紅茶 White grape & Tea」

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伊藤園「SWEETS FRUIT White grape & Tea」350ml、147円(税込)

前に書いた、伊藤園の果実紅茶シリーズ、今度は白ブドウ果汁60%。いわゆるロクヨンの紅茶割り。学生時代ロクヨンのお湯割りで薩摩白波飲んでたなあとか思い出す年の暮れ。果実紅茶リンゴ編はとても好きだったし、ブドウは案外外れが少ないかと思って期待して飲んだ。

結論、寂しくなった。あんまり成功してない。悲しい。

リンゴの方は、まずリンゴの味がして後味にしっかりと紅茶が残ってフェイドアウトするのが気持ち良いんだけど、ブドウの方は、ブドウが来て、ちょっとお茶が来たかと思う間もなく、ブドウの酸味がまた残って、せっかくのお茶が活きないのだ。あーっ残念だ。何だろう。

多分、良い紅茶と良いブドウ果汁を使えば、かなりレベルが高い飲み物が作れると思う。それは間違いない。でも、ペットボトルのレベルだと、お茶もぶどうも弱くて、両方弱いと結局ぶどうジュースの渋味っぽい酸味が後味になってしまう。リンゴと紅茶は、お互いが普通レベルだからこそ上手くいった例だと思うけど、ブドウはリンゴに比べると繊細な素材なのだろうな。

この秋、ブドウを使った美味いカクテルとか美味いジュースとか、それこそ美味いブドウとか、いっぱい味わったことも、これが美味く感じられなかった原因かも知れない。

なんて文句付けつつ、でも、それなりには好きだと思ってしまうあたり、お茶+果汁が本当に好きなんだなと自分で思う、そんな年の暮れ。

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風邪とお茶

Sany1468
森永乳業「リプトン・マスカットティー」

昨日は一日、風邪ひいて倒れてたので更新がこんな時間に。しかし、風邪ひいて寝てる時に飲みたいお茶というのを考えるのは意外に難しいと思った。飲みたいお茶はあるけれど、それを自分好みに淹れるのは自分でないと難しいわけで、ならば適当に淹れても美味いお茶を、と思うと、いつものやかんで沸かす金奨鉄観音とか麦茶とかで良いわけで。

とか思いつつ寝てたら、奥さんが買ってきてくれたのがリプトンの「マスカットティー」。これがうっかり美味い。甘くて、フルーティーでお茶。多少香料がキツイのだけど、鼻つまりの荒れた喉だと、このくらいがちょうど良かったりして。基本、お茶は俺の個人的な趣味に過ぎないので、それを人に強要したくない。そういうバランスの中で、「マスカットティー」は、有り難い選択だなあと思った。

まだクラクラしてるから、明日の更新が出来るかどうかは不明。昨日寝た分、仕事が溜まってるし。うー、ゴホゴホ(ゴリラではない)。

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サントリーの烏龍茶という味

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サントリー「大紅袍」

伊藤園の黒缶とサントリーの烏龍茶は、日本に烏龍茶を広めた最大の功績者だと思う。今の、無糖のペットボトル飲料が当たり前の状況を作ったのも、サントリーの烏龍茶が売れたからだと思う。どうかすると、烏龍茶というのはサントリーの烏龍茶の味がするものだと思っている人もいるかもしれない。

で、サントリーの大紅袍を、高いからみんなで金を出しあって飲もうというお茶会に参加して、47ccを160円出して飲んだ、その最初の感想は、「何て、サントリーの烏龍茶の味がするのだろう」ということ。薄くて、酸味が少し強めで、岩茶に時々ある収斂味があるとか、まあ、そういう特徴はあるにはあるけど、基本のトーンは見事にサントリーの烏龍茶の味だ。

値段を考えず、大紅袍だというレッテルを考えなければ、流石サントリーと言っても良い気がする。この味がサントリーの考える烏龍茶なのだというプライドさえ感じられる。そして、それが47ccで分かるくらい、サントリーの烏龍茶の味は身体に馴染んでいる。ということを思い知らされた気がする。何か凄え。

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お茶のフルーツジュース割りは間違っていない

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伊藤園「フルーツ割り紅茶 りんご果汁60%」350ml、147円

ずっと、俺が提唱してた、お茶のフルーツジュース割り。賛否両論渦巻きつつ、あまり実行する人は少なくて、寂しい思いをしていたのだけど、それが決して孤独な好みではないことが証明されたようで、とても嬉しい。それが、伊藤園の「フルーツ割り紅茶 りんご果汁60%」。

9月に出てたらしいけど知らなかった。不覚不覚。で、買って飲みました。俺が飲まなくて誰が飲む、という感じで。どこか「伊藤園、パクりやがったか?」という気がしないでもなく「伊藤園、ご近所だから許してやるか」という上から目線での余裕もかましつつ、飲んでみた結論は、「やっぱ、方向として間違ってないよ、お茶のフルーツジュース割り」というもの。

りんご果汁60%ということは、要するにお茶とジュースの割合が4対6ということで、ちょっとジュースが多いかなという気もしないでもない。個人的には50:50か、お茶が多いくらいが美味いと思うのだけど、まあ世間的にはこの程度かとも思う。紅茶っぽさを出すために、苦味を強調しているのも不満といえば不満。それでも、お茶とジュースが混ざるとどんな感じになるのかを伝える味になっているからOK。

基本的には糖がはいったペットボトルは飲まないのだけど、時々、甘いものが飲みたくなることがある。その時に、これがあれば確実に飲む。売れるといいなあとも思う。

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エミュレーターとしてのボトル飲料

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JTフーズ「ロゼ・フェスタ」300ml、150円、12月3日発売 相当美味い。

お茶のペットボトルを飲んでいて、お茶なんだけどお茶じゃないという気分になる事は多い。美味いとか不味いとか以前に、お茶ではない別の飲み物だなあと思うわけだ。缶コーヒーだと、さらにそれを強く感じるし、キリンの「午後の紅茶」なんて紅茶というより、「午後の紅茶」という独立した飲み物のように、味を覚えている。

例えば、今日、取材に行ってきた、JTの「ロゼ・フェスタ」は、ロゼ・シャンパンのようなノンアルコール飲料を作るというところから企画がスタートしたそうだ。そして、それは見事に成功して、ロゼ・シャンパンを思わせる色と発泡性を持つ、ブドウの味わいの濃い飲み物に仕上がっていた。白ぶどう100%果汁で、色は赤ブドウの果皮の色素を使うなど、かなりロゼ・シャンパンを意識しているからか、飲んだ時、ジュースという感じが全然しない。長らく空位だったジンジャーエールの隣に並ぶような位置づけの飲み物だと思う。

ただ、当たり前だが、それはロゼ・シャンパンではないし、味も違う。ただ、ロゼ・シャンパン風のノンアルコール飲料という、新しい飲み物だと思えば、それはとても美味しいし、ロゼ・シャンパン風というのもよく分かって、それがまた美味しい感じを呼ぶ。企画者と製作者、デザイナーまで一人がやっているという特殊な状況で、製品にブレが無いから成功した商品なのかも知れない(そんな商品があるなんて思ってもみなかった)。詳しくは、トレンディネットに書くので、そちらを読んでね。

その「××風」というのが、ボトル飲料のキモではないかと思うのだ。言ってみれば味覚のエミュレーション。だから、どうしてもパチモン臭さは抜けないし、無理に本物になろうとすると歪な製品が出来上がる。「ロゼ・フェスタ」に感動したのは、そのあたりの見極めの確かさ。本物指向ではなく、ボトル飲料として美味しく、ロゼ・シャンパンの雰囲気はしっかり残すといったバランス。

そういう意味ではマックスコーヒーは、王道中の王道なのかもしれない。コーヒーが含まれないコーヒー飲料なんて、エミュレーターそのものじゃないかと。

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高級ペットボトル考

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左「生茶玉露」、右「小岩井 バニラとエスプレッソ」、ボトルがお揃い

サントリーの「大紅袍」は別にするにしても、ちょっと高いペットボトル飲料が増えてきている。初めて「生茶」の玉露100%、「生茶玉露」のCMを見た時は、そんなので採算は合うのかと、かなり驚いたけれど、実際飲んでみたら、何と143円で265ml。要するに高いのだった。

で、味はというと、まあイケる。そのへんで適当に買ってきた煎茶(八女茶系)を水出しで冷茶にしたような感じで、ペットボトルとしては抜群に再現性が高いと思った。ペットボトルで茶葉から淹れた味に近いというのは、それだけで凄い事だと思う。量が350mlとちょっと多い伊藤園「プレミアムお〜いお茶」よりは確実に美味い。俺、伊藤園派だけど、これに関しては「生茶」の勝ちだと思う(価格も高いんだけど)。

ただ、伊藤園には190ml、120円の缶「お〜いお茶 玉露」があって、これから缶の金臭さを抜いたら、勝負になる気がする。甘味は伊藤園の方があるし。とはいっても、生茶が美味いと思ったのは、甘味を強調してないからなので、そのあたりは分からないか。

来週は、JTの高級飲料「ロゼ・フェスタ」を取材に行くのだけれど、これも300ml、150円。高級指向はお茶だけはないらしい。そのへん、取材するので何か分かるかもしれない。

で、今日、コンビニ見てて、キリンの「小岩井 バニラとエスプレッソ」(265ml、134円)というのを見つけて飲んでみた。ペットボトルの形が「生茶玉露」と同じなのね。プレミアム路線用ということかもしれないし、せっかく型を作ったから使い回したのかもしれない。いずれにせよ、この手の少量ペットボトルはまだ色々でるということなのだろう。伊藤園のも細身のボトルで、フルーツジュース系にも使われてたような気がするし、カルピスウォーターのプレミアムも量が少ないボトルだったような。

で、「小岩井 バニラとエスプレッソ」もそれなりに美味かった。ただ、こっちはバニラエッセンスの香りが強過ぎて、せっかくの小岩井の牛乳の味が引き立たない。エスプレッソ部分はそれなりに再現出来てるけど、缶コーヒーならではの、ちょっと鼻にツンとくる感じは消せていない。「生茶玉露」が偉いのは、ペットボトル茶に共通してある独特の酸味とか鼻に抜けるイヤな感じが、あまり感じられない事で、それだけでペットボトルを脱却したように思わせるのが、何とも凄い。

ただ、お茶飲料の場合、自分で淹れれば遥かに美味い、という事実からは逃れられないわけで、だからこそ缶コーヒーと同じく、お茶飲料として別の道を歩んでいたのだと思う。そこに、高級路線投入は、ちょっと自分で自分の首を絞める行為のようにも思えるのだ。「ロゼ・フェスタ」のような、高級サイダー路線は、家で簡単に作れるというものではないし、ちょっとアリのような気がするのだけど(まだ飲んでないから何とも言えないけど)、お茶の高級路線はどうなんだろう。

個人的には、嫌みがない味なので、ちょっと喉が渇いた時などに飲むのに買うとは思うけど、この味が、普通の500mlペットボトルで実現出来ないのなら、商品として不思議な感じにならないか。500ml、147円でも、茶葉で淹れる事を考えたら十分高いのだ。それを、簡便性と別物としての味でカバーしてきたわけだから。

とか色々言っても、外出先で飲むお茶に選択肢が増える事は良い事だと思う。いっそ、「生茶玉露」で2リットルボトルとか出してくれればいいのに。ちょっとした打上げとかで、爽健美茶とかサントリーの烏龍茶とかキリンの生茶とかばっかではなく、ちょっと贅沢な「生茶玉露」があると、パーティーのイメージが随分上がると思うけどなあ。

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ナチュラルローソンのお茶とか

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このところ、新宿で終電過ぎまで飲んで、のんびりと歩いて帰るという日が続いた。その帰り道の、ちょうど新宿の街中と我が家の真ん中あたりにナチュラルローソンがあって、そこにはトイレもあるもんだから、必ず寄って、ペットボトルのお茶など買って、飲みながら歩くのが、飲みに行く楽しみの一つになっていた。

実際、ナチュラルローソン侮れない。女社長やってる友人が「私の冷蔵庫だもん」と威張っていて、それはどうかとも思うのだけど、少なくとも、お茶のペットボトルの充実ぶりは、結構凄いと思う。オリジナルのペットボトルには、「シャンピンウーロン茶」(189円)なんてのもある。しかも、これが結構美味い。

ペットボトルの東方美人は、他に清水一芳園の奴があって、結構まったりとした甘味が特徴。あれはあれで美味いのだけど、ナチュラルローソン版は、最近流行りのスッキリ系の東方美人の味がする。甘さが増したジャワティーみたいな感じで、切れが良いので酒の後に飲むのが美味いんだ、これ。ちょっとだけ高いけど。

他にも、四国の茶葉を使った焙じ茶のペットボトルとか、加賀棒茶のペットボトルとか、有機茶のとか、やたらとお茶の種類が多いのもナチュラルローソンの面白いところ。加賀棒茶のなんて、結構再現率が高くて、思わず買ってしまうことが多い。水筒持ってる時なんか、シャンピンウーロン茶と加賀棒茶買って、水筒に棒茶入れて、シャンピンウーロン茶を歩き飲みとかする。焙じ茶が4種類くらい選べるコンビニというのも珍しいのではないか。

あと、お茶請けに美味いのが、あんこギッフェリバターギッフェリ。オーブントースターで軽く温めると、これが泣ける。まあ、コンビニパンではあるんだけど、高級感と安っぽさの絡み合いというか、ちゃんとしたパンのようで微妙に駄菓子っぽくて、夜食に最適。あんこギッフェリなんて、ちゃんとつぶあんなのが泣かせる。

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大塚ベバレジ「本茶房 白いお茶」を飲んで色々

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新大阪駅の新幹線ホームの自販機で購入したけど、製造元は東京だった。ご当地ペットボトル茶ではなかったのね。ということで白茶のペットボトル。白毫銀針の缶は無印良品で売ってるけど、まあボチボチ(黄茶の君山銀針の缶もあったような気がする)。こちらは、白牡丹と白毫銀針を使ってるそうだ。しかし、白いお茶って…、とは思う。

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水色は見ての通り。白牡丹の色だなあと思う。飲んでも、白牡丹の味。で、まあ普通というかイマイチというか、白牡丹の味はちゃんとするけど、じゃあ美味いかと言われると、美味いというほどのことはなく、やはり日なた臭いし、それが白牡丹だと言われると返す言葉はないが、でも日なた臭くない白牡丹って、絶対にどっかにありそうで、これを白茶の味だと言うのは多分違うと、俺としては思っているので、やっぱり、あんまり美味しくないよ、コレ、とは言ってみたい。

いや、不味くもないし、ちゃんと甘味もあって、白牡丹にある喉の奥にちょっと引っかかるコクみたいなのもある。でも、例えばウチの息子が評した「薄い紅茶みたい」というのが、案外的を射ているかも、という感じで。

例えば、海風號の茉莉花茶は、白茶に香りを付けたものだけど、全然日なた臭くない。前に、恵さんから頂いた、メランジェの銀針も日なた臭くなかった。で、どっちも美味しかった。ということは、この日なた臭さは決して白茶の特徴ではないと思うのだ。ならば、それは、美味しくないと言ってもいいんではないかと。

何となく、部分的に美味しければ、他は目をつぶる、というような評価が、中国茶には多いような気がしている。そういう味だから、とか、そんな理解でお茶飲んでいるような感じがする。この「白いお茶」だって、白茶って、こんな感じなのか、飲みやすいねー、みたいな感じで飲むことは出来るんだけど、それで、好き嫌いに大きく分ければ、別に嫌いに入れることもないと思う程度には好きだけれど、でも、その程度は「美味い」では決してないと思うのだった。

別に、そんな力説するほどの話じゃないけど、やっぱ不具合を「仕様です」と言われたらムカつくのと同じく、「日なた臭い」のは「日なた臭い」で良いと思う。干し草のようなという言い方もあるかもしれないけど、干し草は美味くないぞ。出汁味とかね、そんなのお茶じゃねえよ、と思ってる、俺は。なんてことを、このペットボトルを飲みながら考えたのだけど、でも、白茶のペットボトルがある、という事実は悪いことではないなとも思うのだった。

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フルーツジュースに勝てるのか?

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マンゴー・オレンジ・ジュース by 愛里さん Photo by megmu@mame-en

状況とか、気分とかを考えずに、純粋に「美味しさ」だけで勝負すると、飲み物のチャンピオンは生フルーツジュースではないかと思う。普通に食べると美味しい果物を使って作る生ジュースは、本当に美味しい。原料が美味くて、それを単にジュースの形にするだけだから、美味いのは当たり前だけど、美味いのが当たり前というだけでも、十分他の飲み物に対して水をあけている。

あと、果樹園とかで農家の方が売ってる、葡萄ジュースとかリンゴジュースとかが、また美味い。特に葡萄ジュースは、まあほとんど生ジュースだからというのもあるけど、買える機会があれば必ず買ってしまうくらい好きだ。農家直販モノだと、結構安いし。もちろん、実際の果物を絞って作るジュースには敵わないのだけど。

お茶の美味しさを「フルーティ」と表現したり、「マスカットのような」「アンズのような」「ベリー系の味わい」などの表現が、普通に使われていて、つまりそれは、フルーツの美味しさは既定のものとなっているわけで、もうその時点でお茶は負けているのだった。農作物という点では同じだけど、やはり果実が直接食えるフルーツと、葉っぱの抽出液では差があるということなのか。

お酒だと、果実酒もあるし、カクテルや酎ハイのような生ジュースを使った飲み方もあって、フルーツジュースを上手く仲間にしている。そのせいか、普段あまり飲まない俺も、夏はついつい酒を飲んでしまうことが多かったりする。それは多分、果物を美味しく飲みたいと思ってるのと、フルーツ絡みのジュースは、基本的に冷たい飲み物であるからだろう。

熱い飲み物としては、お茶は相当強い。でも、冷たい飲み物となると、フルーツジュースには一歩譲ってしまう。そこで、冷茶とフルーツジュースを混ぜるとかも考えるのだけど、美味い組み合わせは限られる上に、流石の俺も、生ジュースをお茶と混ぜる勇気はない。せいぜいグレープフルーツジュースくらい。

夏場の冷茶として、この夏は麦茶、焙じ茶、紅茶をメインにしているのは、もしかすると焙煎の香ばしさは、フルーツジュースには無い美味しさだからかも知れないと、美味いフルーツジュースを飲んで幸せになった頭で、ぼんやり考える。そもそも俺はフルーツジュースをお茶請けにお茶飲んだりするわけで、そんな飲み方に合うのも、麦茶とか焙じ茶だったりするのだった。

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アサヒ飲料「アサヒ香茶(シャンティー) プーアル茶」

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アサヒ飲料「アサヒ香茶 プーアル茶」140円

第一印象は「うっすいプーアル」だった。飲みやすいと言えば、もうビックリするくらい飲みやすい。それは、薄いコーヒーが飲みやすいというのと同じで、粗は見えないよ確かに、とか思う。

何か、まず「香茶と書いてシャンティーと読む」というのが、とても恥ずかしい。しかも、プーアルだけでは飲みにくいとでも思ったのか、紅茶とジャスミンが混ぜてある弱腰が悲しい。ただ、ジャスミンは、ほとんど無いも同じなのでまあ良し。香りをごまかすためだけのものだ。で、紅茶とプーアルは混ぜても美味いので、それも大きな問題ではないのだけど、後味を紅茶に持っていかれるのが、プーアル好きとしては悲しいのだ。

とは言っても、ここんとこひたすらカテキンに走っているペットボトル茶の中にあって、これは嬉しいのだ。もう積極的に飲みたいと思う。薄くても、紅茶味でも、今あるペットボトル茶の中では、普通に飲めるものであることは間違いない。だから、名前の悪さにもデザインの安さにも目をつぶって飲む。薄い中に、それでも感じられる安いプーアルの味わいを「美味いなあ」とか思う。ペットボトルは、その程度で十分。

でも、ほんとに薄い。まるでプーアルが前に出ると悪いことのように薄い。ここまでおそるおそる出さなければならないのか、プーアルって。とか思うと、それはそれで笑えるので好きだ。このもやもやした曖昧な感じは春先という季節にとても似合う。

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総家小松園「北陸そだち 加賀棒茶」

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北陸そだち 加賀棒茶(150円だったと思う)
株式会社総家小松園
〒923-0037 石川県小松市問屋町32

取材で、「中谷宇吉郎 雪の科学館」というところに行った。石川県の加賀市にある。で、小松空港から車で15分ということだったので飛行機で行って、とても充実した取材が出来た。楽しかった。その成果は、「日経KIDS+」という雑誌(毎月18日発売)で俺がやってる連載「親子ふしぎ科学館」の「雪はどうして降るの?の巻」に詳しい。「中谷宇吉郎 雪の科学館」は本当に良い所だったし、説明も詳しく分かりやすく、今の俺はちょっとだけ雪博士。

それはそれとして、日帰りの取材ではありがちだけど、飛行機の時間の都合で小松空港で2時間近く時間を潰さなければならなくなってしまった。本読んだり、土産物屋見たりして、加賀棒茶とかもあるだろうな、と思っていたら、空港の中にちゃんとお茶屋さんがあるのに驚いた。で、丸八製茶場の加賀棒茶が色々売っていたのだけど、残念なことに、他のお茶屋さんの加賀棒茶は置いてなかった。何か、丸八の加賀棒茶も美味いんだけど、ちょっと生っぽい感じがあるし、もう少し、ガッチリしたほうじ茶が在るんじゃないかと思っていたのだ。

で、見つけたのがペットボトルの加賀棒茶。しかも丸八製茶場製ではない。なんでも創業慶応元年・加賀茶の老舗だそうだが、まあペットボトルだから、そのへんはどうでもいいか。ともあれ2本買って、飲んでみる(もう一本は持ち帰り用)。オレンジキャップだけど冷たいのを買った。

美味い。これまで、ペットボトル系のほうじ茶では、サントリーの京番茶が一番好きだったのだけど、これは、越える。ほうじ茶らしい甘さがしっかりあって、しかも味が濃い。実は、ほうじ茶のペットボトルって、不味いのもないけど、美味いのもないのだ。
「山本山 ほうじ茶 日本橋のお茶屋」
「伊藤園 お〜いお茶 香ばしいお茶」
あたりも、可もなく不可もなくといった感じで、某料亭が作ったほうじ茶というのは、かなりレベル低かったし。

こういうペットボトルが普通に売ってれば、俺も麦茶ばっか飲まなくてもいいんだけどなあ。まあ、急須で淹れた美味しいほうじ茶の味がするペットボトルがあるというだけでも有り難いことか。前にも書いたけど、ペットボトル飲料は、基本的に地域限定で小さなところで作ってるのが美味いな。お茶というのは、そういうもんなんだろうな。

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伊勢角屋麦酒「ペールエール」

残念だが写真は無い。でも、あんまり美味かったので覚書としてでも書いておきたかった。三重県は二軒茶屋にある、伊勢角屋麦酒の地ビール「ペールエール」は、本当に美味かったのだ。で、その美味さの質がアルコールとしてのビールの美味さとは違うような気がして。

そもそも俺はビールが飲めない。炭酸に弱くて、飲めてもせいぜいコップ1杯を長い時間をかけて炭酸を抜きながら飲む程度。でも、味は結構好きなのだ。麦茶が好きだし、冷たい飲み物が好きだし、発酵モノも好きだし。でも、本当に量が飲めないからビアバーなんてのにも行けないし、色んなビールを飲み比べたりも出来なかった。

偶々、本当に偶々、ほぼ創刊から10年近く付き合ってきた某雑誌が休刊になるということで、その打ち上げに行ったら、そこは5種類の地ビールを飲み比べできるという店だったのだった。しかも、各テーブルに1リットルづつくらいのビールが運ばれて、それを5人くらいでシェアするというスタイル。これなら、1口づつ飲むことも出来るから、俺にも飲み比べが可能なのだった。

ということで飲んだ5つの地ビールは、どれも美味かったのだけど、中でも、この伊勢角屋麦酒の「ペールエール」には驚いた。蜜柑のような香りとほんのりと甘い口当たり、そして舌にしっかりと感じられる心地よい苦味。喉越しは爽やかで、飲むと口の中がさっぱりする。この感覚は知っていると思った。こういうとても美味い飲み物を他に知っていると思った。で、思い出した。

これ、バンブー茶館の美味い単叢を飲んだ時に似ているのだ。このフルーティーな口当たりとドライな苦さが合わさって美味いという感じは、俺が単叢に求めているものに限りなく近い。あんまり美味くて、これに限って、ほぼコップ1杯飲んでしまった。泡のキメが細かくてクリーミーで、シュワシュワしてないんで飲みやすかったということもある。

あんまり美味かったので検索したら、地ビールとして数々の賞を受賞した有名なビールだったようだ。1本(500ml)900円で通販でも買える。しかし900円は高いなあ。多分、1本を一人では飲み切れないのに。しかも、同じところが作っている「ヴァイツェン」(1本900円)も飲んでみたいのだった。これにレモン絞って飲みたいのだ。あと、ビールゼリーとか二軒茶屋餅も食ってみたい。お伊勢参りにでも行けということか。

誰か、大量にビール飲める人。伊勢角屋麦酒のビール会やりませんか? で、ちょっとづつ、お相伴させてください。

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伊藤園「ゆず緑茶」を飲んで寂しかった話

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柚子烏龍茶
Photo by megmu@mame-en

結論から言う。フレーバーティーというか、お茶に別の香りとか風味を付けた飲み物に関して、最近つくづく思う。

香りを付けるなら、しっかり付けやがれ!

ほんのり香るとか、奥の方で香るとか、かすかに香るとか、そんなんだったら、最初から香りとか付けるんじゃないとさえ思う。ジャスミン茶は、もうジャスミンの味がお茶の味を潰すくらいジャスミン臭い方が正解だと思うのだ。お茶に何かを加えるというからには、そのくらいの覚悟で作れ、とか。

いや、最初「ゆず緑茶」のペットボトルを見た時には本気で期待した。だって、あの伊藤園だ。「濃いめに淹れたミルクティー」とかを平気で商品化する、しかも我が家の近所に本社がある伊藤園だ。で、「ゆず緑茶」と言えば、俺が大好きな、韓国のゆず茶を緑茶で攪拌した飲み物だと思うのが普通だろう。柚子茶の向こうにほんのりと緑茶の苦味が迸る、あれ。

が、その正体は緑茶の奥にほんのり柚子が香る程度。何じゃそりゃ、である。柚子が味わいたい人にも、茶が飲みたい人にも中途半端。柚子味なら「ゆずれもん」とか飲むし、お茶なら「お〜いお茶」でいい。存在意義が分からない。

そういえば、台湾とかの柚子の中に茶葉を詰めたやつもある。この間、某自由気ままなお茶会で飲んで、「マズイというか、どうでもいいというか」という、お茶会にあるまじき感想を言ったな(余談だけど、もう最近は「マズイ」とか言ってはいけない人が出席してる茶会には行きたくないと本当に思う)。あれも、何と言うか、それなりに香りを付けるという方向のものだった。

そういうのが好き、という人がいるのは構わない。でも、着香を、一つのジャンルとして確立させたいなら、極端なほどに、過激に香りも味もつけてしまうべきだろう。そうしないから、いつまでも「着香」が香りを誤魔化す為の手段とか、悪いことのように言われるのだ。

「ゆず緑茶」と言うなら、柚子味は濃厚でないと、ただの「セコイお茶を柚子の香りで誤魔化したもの」になってしまう。それじゃ、寂しいじゃないかと、そういうことを考えて、とても寂しくなってしまったのだった。ペットボトル飲んでたそがれるオヤジは、あまりみっとも良いものではないのだから、寂しくなんかなりたくないのだ。

ということで、寂しかったから写真が無い。「ゆず緑茶」飲んでみたい方は、ローソン限定だそうなので、ローソンで探してね。

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新作ペットボトル寸評の試み

ここんとこ、夏に向けてか各社とも、色んなお茶のペットボトルを発表してて、外出の度にコンビニのペットボトル売り場の前で、「さて、今日はどれを飲んでみようか」と立ち尽くすことになってる。で、毎日、色んな新作ペットボトルを飲んでいると、何だか、昔スウォッチを集めてた頃とかを思い出す。

で、一個一個取り上げるほど美味しいものには当たらなかったし、写真撮るのも面倒だし(何せ、外出先で一気に飲んで、空ボトルはリサイクルボックスにすぐ捨てるから)、短い文章の練習も兼ねて、一言レビューで片づけていく。順不同であるから、順番に意味はない。思いついた順だ。

1.キリンビバレッジ「極烏」
焙煎した葉っぱ臭さを強調すると本格ウーロン茶っぽくなると思っているのか。ならば「鳳凰」の方が洗練されてただろう。

2.キリンビバレッジ「生茶」
丸くすればいいのか。お茶を求めてる人は、それが旨いと思うのか。前みたいな、べったりした甘さを押さえたのは偉いと思う。

3.アサヒ飲料「若武者」
驚くほど地味なお茶。よく振って飲むとそれなりに飲めるが、それにしても、スッキリを追及し過ぎ。お茶であることの主張無し。

4.アサヒ飲料「本麦」
ビールかというデザインに、麦茶って「麦」味が濃い方が良かったっけ?と判断を狂わす濃い焙煎麦風味。冷やすとスゲエ美味い。

5.サントリー「ウーロン茶」
苦味を多少抑えて、香りが良いだろう的な風味が付いていて、やや水っぽくなって、まあ一般的って、こういうラインなのかと。

6.サントリー「ウーロン茶音韻香」
まったるい。角を落とせば良いというものではないだろう。でも飲みやすいけど。何かイライラする味なのだ。何だろう。

7.サントリー「伊右衛門・期間限定新茶」
よく分からん。スッキリ緑茶ブームの火付け役は、スッキリを極めて水みたいになりたいのか。振らないと美味しくない。

8.コカコーラ「七色亜茶」
冷たーくすると水っぽいアイスプーアルとして悪くはない。常温で飲むと変に甘味が強くて気持ち悪い。どっか失敗してねえか?

9.伊藤園「お〜いお茶」
新しくなったらしいが、実はよく分からない。ずっとこんな味だったような気がする。美味い方だと思うよやっぱり。

10.伊藤園「お〜いお茶 香ばしいお茶」
ほうじ茶って言えよ。美味いんだから。伊藤園が出したほうじ茶では文句無く1番。でもサントリーの「京番茶」には及ばず。

11.伊藤園「烏龍新茶」
「極烏」に似てるんだ方向が。濃い感じにすると良いという錯覚かなあ。お茶の風味の分析って難しいんだろうね。黒缶に似てる。

こんなもんだっけ? 何か落としてる? まあ、烏龍茶の美味いのが出ないのが痛いなあ。金の烏龍茶黄金桂101はどっか消えちゃうし。竜泉洞の烏龍茶は売ってる店が限られてる。で、ここんとこ選ぶのは、伊藤園の「香ばしいお茶」か、アサヒの「本麦」。結局、そんなもんか。

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伊藤園の逆輸入ペットボトル茶をめぐって

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品川のDEAN&DELUCAとか新宿のメトロプロムナードの西口と東口を結ぶ道筋のMINIPLAとかに、最近、伊藤園の海外仕様ペットボトル茶が売ってる。これが、ちょいとデザインがカッコよくて、しかもこっちでは売ってない種類のお茶もあって、面白そうなのでいくつか買ってみた。「Green White Tea」(つまり緑茶と白茶のブレンド)とか「玄米茶の何か変わった奴(飲んじゃったので詳しいこと忘れた)」とか。

で、「玄米茶」を飲んでみたらビックリ。日本で売ってるのと全然味が違う。かなり甘い。原材料見ても糖関係は書かれていないし、パッケージにも「Unsweetened. No carbs. No calories.」と書かれている。でも、明らかに甘い。甘い玄米茶はあまり美味くない。確かに、普通の糖類が使われているドリンクに比べれば甘くない。ほんのり甘い程度だ。でも日本で売られているお茶に比べたら明らかに甘いのだ。

緑茶と白牡丹のブレンドの方は美味い不味いで言えば、アサヒの「白茶」より全然美味い。緑茶の渋さとか苦さを白茶で覆い隠そうとしたような味で、まあ輪郭がぼけた緑茶という感じ。これも甘めだけど、この程度の甘味はキリンの「生茶」にだってある。とはいえ「お茶」としての美味しさは求められていないような味でもある。

面白いのは、ボトルにちゃんと俳句コンテストの優秀者の句が載っていること。もちろん英語俳句だ。手元にあるボトルはアメリカの方の作品で、結構俳味のある可愛い句(英語俳句は小林信彦の「ちはやぶる奥の細道」で勉強したの)。アメリカでも俳句コンテストやってるわけで、伊藤園の俳句や川柳への情熱は本物だなと思わせる。そのうちアメリカ版サラリーマン川柳も出てくるんじゃないか。

それにしても、アメリカとかでは、まだお茶は甘い方が良いのかな、とか思っていたら、「Sweecha」なんてペットボトルが出てて、日本でもコレかよ、と思う。セブンイレブンとコカコーラが共同製作した蜂蜜入り緑茶だそうだ。まあ、お茶の褒め言葉にやけに「甘い」が目立つから、当然の流れなんだろうな。

それにしても、伊藤園の逆輸入ペットボトル。一つ一つ日本のものとは違うみたいだから、もう少しチェック入れてみよう。思わぬ当たりがあるかも。でも「金の烏龍茶101黄金桂」みたいな方向は、多分輸出向けには無いのではと予想はしている。

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「リモーネ」と「一」

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サントリーのペットボトル「リプトン・リモーネ」がリニューアルした。元々美味かったけど、前より、さらに紅茶味が前に出て、レモンはそれを上手く引き立てるような位置に落ち着いた。甘さも、結構絶妙。前のより、もう少し甘くなくなった。何より、甘さが喉に張り付かない。午後の紅茶は張り付くもんなあ。

サントリーのリプトンブランドは、どれも魅力的。ストレートティーの「リプトン・リーフイン」も美味いような気がする(飲んでない)し、「リプトン・クールペシェ」も是非飲んでみたい。だって、ピーチティーだぜ。レモンティーに炭酸を入れた「リプトン・スパークル・レモンティー・ソーダ」も美味いはず(炭酸飲めないけど)。あ、どれ一つとして飲んでいない。ひたすらリモーネだけを飲んでいる俺。そういえば、柚子紅茶のペットボトルというのも飲んだなあ、普通だった。お、ということは、美味い紅茶で柚子茶を割るのもアリか。今度やってみよう。

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コカコーラの緑茶「一」も飲んだ。コカコーラってお茶作るの下手だと思う。美味かった試しがない。まあ、強いて言えば、こないだの若冲つかった奴は飲めた。で、この「一」も、その延長。かなり日本茶の味にはなってきてるけど、うーん、中途半端な生茶、というところか。別に不味くはないけど、これなら伊藤園の方がやっぱ美味い。

それはそれとして、何というか、ここんとこペットボトルの新製品とかキャンペーンが相次いでいるらしく、コンビニのペットボトルの棚はオマケ付きがずらりと並んで凄く見た目が悪くなってる。取りにくいし。でも、どうせ買うならオマケ付き、と思ってしまうから、文句言う筋合いのものでもない。

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それがリモーネのような、ほっといても買う奴なら、オマケ付きは悪くない。悪くはないけど、あのティーセットのミニチュアってどうよ。あれなら、縁日で売ってるままごと道具の方がよっぽど良く出来てる。なので、お茶缶を選んで購入。でも、缶も飽きたなあ。伊右衛門の新しい缶は色がキレイで好きだけど。

「一」は、茶農のミニチュアジオラマって、何よ。どうなんだ。細部に凝っているかというと、特にそうでもなく、でもそれなりに丁寧には作ってあって、家の方はまだしも、庭の方はどうなの?とか、よく
分からんオマケだ。オマケ、いいネタあるんだけど、どっかの飲料会社、アイディア買ってくんないか。

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森永乳業「リプトン マスカットティー」

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リプトン マスカットティー
期間限定発売 マスカット果汁5%、500ml

フルーツ系+お茶に凝っている今日、この頃、うっかり買った「リプトン マスカットティー」が美味かった。まあ、厳密に言えば、やや香料臭いし、もう少し甘さを抑えてくれればとか思うのだけど、それでも、500mlの紙パックでこの出来は大したもんだと思う。

今の所、市販のフルーツティーでは、「リプトン」ブランドか伊藤園が抜けていると思う。特にサントリーの「リプトン リモーネ」は、並みいるレモンティー飲料の中でも、ダントツに美味い。「午後の紅茶」のレモン系は二種類あるけど、方やハチミツが強過ぎで、もう一つは紅茶とレモンの渋味が混ざって品がない。ヤマザキのは良い線行ってるけど、紅茶部分が弱い。そのあたりのバランスと、レモンの柚子っぽい柑橘度合いで、リモーネが美味いのだ。あと、伊藤園の「ていねいに淹れたアップルティー」が○。

で、そのリモーネに対抗出来るくらいは美味い「マスカットティー」ではあった。キワモノのつもりで買ったのだけど、まともだった。で、そのリプトンだけど、リモーネはサントリーで、紙パックのシリーズは森永だ。色々提携してて、そのどちらもレベル高いというのは、やっぱ「リプトン」が凄いということなのだろうか。

昔、京都に長居していたころ、四条の川沿いのリプトンティールームに通っていたのを思い出した。あそこ、グラタン類が美味かったのだ。もう、15年以上前のことだが。

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アプリス「妖怪汁シリーズ」三種

前に、「OH! 水木しげる展」に行った時に見つけて、凄く悩んだ揚げ句、この後も遊ぶことを考えたら荷物を増やしたくないということで買わなかった。しかし、妙にミッチリとキレイな印刷で、しかも水木しげる自身の手によると思われる原画を使った缶のデザインは印象に残っていた。妖怪者としては、まあ買うべきモノだと思ったし、お茶者としては、飲んでおくべきであろうと思った。

で、中野ブロードウェイをぶらぶらしていて、小さな雑貨屋の奥に並んでいるのを見つけてしまったのだった。しまったとは思ったけど、見つけてしまったからにはしょうがない。見ると全部で三種類売ってたので、1個づつ購入。香雨さんのblog「台所茶藝師の憂鬱」でも「美味い」と書かれていたので、ちょっと安心しつつ。

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まずは、無難に「目玉おやじのハ〜イ緑茶」(150円)を飲んでみた。緑茶風呂に入った目玉おやじがチャーミングな缶の絵柄が水木者の血を騒がせる。みんなお茶菓子みたいなの食ってるし。味は、かなりスッキリ系の緑茶。薄いという気もするけど、使ってる水が悪くないのか、薄いけど美味しく飲める感じ。まあクセが無いだけかも。マイナス面を潰していったというような、美味いかどうかはともかく、「不味くはない」という作り方をしてある気がする。

まあ、缶を持っておきたいというのと、一度は飲んでみたいというだけなので、このレベルは予想以上。まあ価格は高いけど。

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続いて、「ねずみ男汁」(150円)。何故「汁」にしたかなあとは思うし、鬼太郎を差し置いて、おやじやねずみ男っていうのは年功序列ってことかとか思いつつ飲む。夏みかん&はっさくの果汁30%(はっ、汁はココに!)のつまりはオレンジジュース。緑茶同様、やや薄めのような気がするけど、はっさくが効いてて、さっぱり飲める感じは、缶ジュースとしては美味い方に入るのではないかと。缶のデザインが、細密な線の気持ち悪さと、ねずみ男+一反木綿というのんびりコンビのキャラの相殺具合がマニアックで楽しい。

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で、残るは「目玉おやじ汁」(150円)。これは、ゆずの果汁4%未満のジュース。最近、柚子茶を求めるついでに、柚子ジュースとか柚子胡椒とかゆずのCDとか、柚子関連で固めた生活していたせいで、ちょっとここまでは手が伸びず。でも大体の味の傾向は分かった気がする。薄いサッパリを悪くない水で仕上げた飲みやすいジュースってことだな。しかし、この「目玉おやじ汁」の缶のデザイン、お風呂の色は幾ら何でもどうなんだ。緑茶とは向きや角度が違うのが芸が細かくて好き。

あと、製造元も品切れの「妖怪汁」があって、これはカラマンシー&シークワーサー(果汁10%未満)のジュース。モノクロ風の缶のデザインが涼しげ。カラマンシー&シークワーサーというのは飲んだことない組み合わせなので、是非飲んでみたかった。缶も欲しかった。まあ、しょうがないけど。

これらのジュースを作ってるのは、麻布十番にあるアプリスという会社。他にも、「 蝶野正洋選手ブラックパインアップル」とか、「中日ドラゴンズコーヒー」とか「 新日本プロレス栄養ドリンク」とか「さだまさし烏龍茶」とか、そんなのばっか出してる偉い会社。中でも、完売が残念な、是非飲みたかった飲料が「獣神苺乳」。つまり獣神サンダー・ライガーのストロベリーミルク。背が伸びたいという気持ちはいくつになっても変わらないライガーの心意気のようなドリンクだと思う。

ただ普通の卸をやってないようで、ヴィレッジバンガードとかブロードウェイの雑貨屋は、ここから直接買って、それに利を乗せて180円にして売ってるようだ。何か微妙。品切れ品ならまだしも、妖怪汁シリーズは30缶まとめて買うと1缶120円になる。このネット全盛の時代に、1缶50円は乗せ過ぎではないか(送料は別だけど)。出来れば、こういうのが普通にコンビニとか町の自販機で100円とかで売ってて欲しい。

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JR高崎商事「大清水 狭山茶 本火」

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大清水 狭山茶 本火 190g缶 100円

東京駅のJR構内、メディアコート近くの自販機で発見。「古くから『狭山火入れ』と称される独特の強い火入れを最終段階で行った煎茶をブレンドすることで、甘く濃厚な締りのある味わいに仕上げました」というからには、焙じ茶ブームの俺は見逃せない。ちょうど喉も渇いてたし、買って飲んでみる。

うーん、焙じ茶の二歩くらい手前の緑茶だな。身も蓋もない感想だが、基本的にはそんだけ。確かに、焙煎の甘さが出てはいる。焙じ茶に比べるとキレもある。でも、そんだけだ。安い釜炒り茶とか、質が低い龍井もそうだけど、火入れで香ばしい甘さを出しただけの緑茶というのは、一種独特の照焼きみたいな甘さがあって、それが特徴の全てになってるせいで飲んでて飽きる。

その意味では、この「狭山茶 本火」は、元々が大したことないし、量も190mlと少ないので、缶のお茶としては新鮮に美味しく飲めはする。何だか、最近全般に火入れの時代だなあ、お茶業界。

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アサヒ飲料「白茶」、未だ飲めず

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これは「はくぢゃ」

アサヒ飲料のペットボトルの新製品「白茶」は、流石に白茶のペットボトルかよ、ということで話題みたいだけど、俺はまだ飲めていない。近所のコンビニには普通に置いてあるんだけど、どうしても購入に踏み切れないのだ。

前にちょっと書いたけど、無印良品には缶入り白茶があって、それは決して美味しいものではなかった。1901mlと量が少なかったから飲めたといってもいいレベルの、干し草+出汁風味=藁のお茶であった。不味いというわけではないけど好きではない。

ほとんどのお茶を美味いと思って飲める俺だけど、白茶だけは苦手なのだ。ひらたさん恵さんは、それはそれは美味しい白茶を飲んだことがあるそうだけど、俺的には白牡丹みたいに紅茶風味ならともかく、白毫銀針とか寿眉は美味しいのを知らない。白牡丹も嫌いではないけど、やっぱ奥に感じる干し草風味は気になったりする。

そんな俺だけに、500mlのペットボトルを飲み干せる気がしないのだ。だから買えない。誰か、少しだけ飲ませてくれればいいんだけど、一人で飲むのはなあ。で、自分が美味しくないと思うものは、かみさんとか子供にも飲ませたくはない。ということで気になりながら、まだ手が出せないのだ。

誰か、一緒に飲んでくんないかなあと思うのだが、それ以上に、誰か美味い白茶を飲ませてくれないかと本気で思う。他力本願なのが情けないけど、自分でどうにか出来ると思えないのだ。これでも、あちこちの店でちょいちょいチャレンジはしてるのだけど。

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コカコーラ「まろ茶 ひとひら」

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まろ茶 ひとひら
左から「群鶏図」「樹花鳥獣図屏風」「雪竹に錦鶏図」「菜蟲譜」
コカ・コーラナショナルビバレッジ(株)
500mlPET/147円、加温専用350mlPET/137円

 まろ茶は、あんまり好きじゃない。というか、コカコーラ・ボトラーズの飲料で好きなのって、ほとんど無い。それだけに卑怯というか、出来ればもっと美味しいペットボトルとして出てきて欲しかったと思う。でも、これは買ってしまう。

 伊藤若冲のパッケージなのだ。しかも全6種類。「群鶏図」「樹花鳥獣図屏風」「菜蟲譜」「雪竹に錦鶏図」の4つが500mlペットボトル。加温専用の350mlペットボトルに「樹花鳥獣図屏風」「薔薇に鸚哥」の2つ。あの異様にマニアックに描き込まれた若冲の絵がペットボトルを包んでいるというのは、もう見るからに暑苦しくも物狂おしいのだけれど、その無駄な密度感はやっぱいいなあ。ぼちぼち若冲のブームは来るだろうと思っていたけど、こういう展開は予想してなかった。

 日本画ではあるけど、和の心とか日本人の源流とか、そんなのと全然関係ない所にある伊藤若冲の作品を、日本茶のペットボトルに使うということは、日本茶ペットボトルは日本茶から出て日本茶からはみ出した物であるというマニフェストだったりしたら面白いと思うのだけど、多分、そんなことはないだろう。

 マトリックスで描かれた象がカッコいい「樹花鳥獣図屏風」の象部分が使われてるのは嬉しいんだけど、どうせなら「白象群獣図」にして、もっと異様なムードを出して欲しかったとかは思う。今回、パッケージに使われたのは、若冲の絵では比較的地味な技法のものなんだけど、それでも見れば見るほど普通の絵じゃないよなあ。いっそ「付喪神図」やって欲しかったなあ。縦長だしペットボトル向きだ。

 味は、まあ普通。コカコーラの製品にしては健闘というべきだろう。甘味を強調してないし、微妙な渋味があるのも悪くない。でも、どこか水っぽくて、その水の風味がイマイチだから悲しい。いや、マズイわけではない。遠赤焙煎茶葉使用ということだけど、よく分からない。明らかにパッケージ負けではある。

 でも、このパッケージに勝つペットボトル茶があり得るのかというと、まあ難しいというか、ある意味誇大広告的なパッケージというか、玉砕覚悟なんてカッコ良いものではなく、無自覚と言った方が多分正解なのだろうとは思う。まあ、ヲタの時代に元祖ヲタ絵を引っ張り出したという意味はあるのかも知れないけど、ヲタであっても若冲に萌えはないぞ。

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タイと京都の緑茶ペットボトル

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左:緑水の茶(タイ)、右:京かおり(京都)

 1496茶さるさんから、タイのペットボトル緑茶「緑水の茶」をお土産にいただき、恵さんからは、京都土産に、ペットボトル抹茶「京かおり」をいただいた。同じようなタイミングでペットボトルをお土産にもらう俺は幸せではあるのだが、何故かどちらの方からも「ネタになると思って」と言われてしまって、どうなんだ、それ、とも思う。ネタになるだろうと、旅先から重いペットボトルをわざわざ担いで来る彼女達もワケ分からんが、それを大喜びして、貰って、あまつさえ、喜んで飲んで、嬉しがって文章書いてる俺も俺である。

 しかし、何というか、さすがご両所、お目が高いというか鼻が利くというか、いっそセンスがあると言うべきか、どっちのお茶も、見事に「こ、これは…」というような商品であるのだから何か凄い。何が凄いのかはよく分からない。

 まずは、写真左、タイの「緑水の茶」から。タイのペットボトル茶は、大体甘くて、ストローが付いているというのが1496茶さるさんのレポート。だけど、このペットボトルは「Sugar Free」と書いてあるから、無糖らしい。やたらあちこちに「おいしい」「OISHI」と書かれているのが、ちょっと怖い。何か、暗示にでもかけたいのか、みたいな。

 「無糖で健康に良い日式の緑茶」と書いてある。「Japanese Oishi Green Tea」とも書いてあるが、これは何語だろうかというか、誰に読ませたいのだろうか。社名とかはタイ語なんで読めないし書けない。しかしきっとタイ語でも「おいしい」と書いてあると推測する。
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 で、キャップを開けたら、また笑った。

 こんなギリギリまで入ってるペットボトルも初めて見た。ありがたいけど間抜けに見える。つい笑う。で、飲んでまたビックリ。俺はてっきり、美味くても不味くても、日本茶の緑茶の味がすると思ってたから本当にビックリ。全然、日本茶じゃねえ。

 午後の紅茶+ジャスミン茶+ジャワティーを大量の水で薄めて、ミントを一つまみ。で、多分、この味になる。決して不味くはない。むしろ美味いと言ってもいいかもしれない。あんまり味がしないけど、でも俺は嫌いじゃない。爽やかな飲み物。ただ、緑茶では絶対ない。しかも、微妙に甘味料入ってんじゃねえかとも思う。

 よくわからないが、美味しくしようという努力と姿勢は買いだ。

 続いて、京都は井六園の「お手前緑茶 京かおり」。こっちは、キャップ内に粉末状のお茶が仕込まれていて、飲む直前にボトル内の水に溶かして飲むというパターン。静岡辺りでもこういうの出してるよね。お茶の特性とか考えると、この方法は美味しいお茶が飲めそうな気がする。

 で、茶葉を落としてペットボトル振ったら、あらビックリ。凄い濁った緑色。美観としてはあまり良い感じではない。でも香りは良かった。しっかり抹茶の香り。「宇治抹茶」使用は伊達じゃない。飲んだら、これがまた、しっかりお薄の味。「お抹茶やんか、これ」。

 そう、これは抹茶の御薄がアイスで楽しめるという、中々珍しいペットボトルであったのだ。しかもゴクゴク飲める。多少粉っぽいけど、しっかり抹茶味。抹茶アイス好きな息子も大喜びの味わい。甘味もそれなりに立ってて、意外にイケる。カジュアル抹茶である。茶筅でカシャカシャやる代わりに、ペットボトルを振り倒すのである。何か、そういう意味でもカジュアル。

 何を考えたのか、誰に売りたいのか、それは分からない。しかし、「適当にゴクゴク抹茶を飲みてえ」と常日ごろ思っていた俺みたいな人には朗報と言っていいのではないだろうか。下手くそが劣化した抹茶でのろのろ立てたお茶の何倍も美味いぞ(冷たいからだけど)。でも、本当に相当粉っぽ