神田珈琲散歩

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神田をふらふら。庄之助最中も売ってる

ここんとこ、アース製薬とか、フマキラーとか、吉田カバンとか、G DATAとか、日清食品とか、千代田区、中央区、台東区近辺の会社に取材に行く事が多い。で、先日、神田で三件取材があったのだけど、途中、かなり時間が空いてしまったので、ぶらぶらと、神田から秋葉原、お茶の水方面を散歩した。

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佐藤珈琲のアイスコーヒー

気がついたのは、驚くほどベローチェが多いこと。ドトールもスタバもあるけど、ベローチェは、数メートル置きにあるんじゃないかというくらい多い。そんな中で、小さな珈琲スタンドも目立っていて、とりあえず西口商店街近くの、佐藤珈琲という店に入って、アイス珈琲をいただく。これが甘味があって、コクもある美味いアイス珈琲だった。無造作に銅のマグカップに注がれているのも好きだった。

駅の側には神田珈琲園という店もあるし、ほんと珈琲屋が多い。そういえば、やなか珈琲店もこのあたりじゃなかったっけ?と、小川町の方に向かうと、また大量のベローチェがあって、大きめのスタバもあって、その先に、小さな店構えながら、珈琲を焙煎する香りで存在感を主張する、やなか珈琲店があった。

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やなか珈琲店で一休み

ここのコーヒーは、アンダーグラウンドブックカフェで飲んで以来のファンで、スッキリと飲めるけどコクがあって、比較的価格もリーズナブルなので好きなのだ。で、モカ・アバヤを購入して、焙煎してもらう間、店内で待ってたらオルデアニ・キリマンジャロを試飲させて下さったので有り難くいただく。

神田駅周辺もそうだけど、神田神保町、お茶の水と、本当に珈琲屋が多い。大手チェーン店もあれば、町の喫茶店もあれば、老舗の名店もあれば、小規模チェーン店もある。そして、どの店もそれなりにお客さんが入っている。沢山の人が珈琲飲んでる街なのだなあと思う。実際の話、紅茶より、中国茶より、日本茶より、コーヒーを飲ませる店が多いのだ、日本は。その代表的な地区が神田なのかもしれない。それも面白いなあ。

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黒三景

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コーヒーのカクテルは、当たり前だが黒い飲み物

・バー歯車を打ち合せに使ってみた。相手が若松河田に住んでるし、俺は蔵前からの流れだったし、歯車はせっかく3時から開いてるから早い時間にも行ってみたかったということで。で、実際に打ち合せやってみると、案外スムーズ。机が広くてスペースあるし、メモくらいなら書ける。まあ、資料を使うタイプの打ち合せには使えないけど、確認とか依頼とかなら全然OK。むしろ、暗さと軽めのアルコールが、アイディア出しとバカ話を上手く繋いでくれるようで、悪くない。まあ、高くつくので頻繁には行えないけど、次回、機会があればまた、あの暗さの中で打ち合せしたい。

・漆黒の闇のようなバー歯車で、打ち合せ時に飲んだのは、最近のテーマ、コーヒーリキュールを使ったさっぱりして軽いもの。で、濱本君が作ってくれたのは、コーヒーフィズのような感じのもの。コーヒーリキュールが甘味を抑えた、コーヒー味のしっかりしたものだったようで、カカオフィズとは全然違う、大人のジュースみたいな感じに仕上がっていた。黒いカクテルは、歯車に似あうなあとか思いつつ飲んだ。コーヒーや抹茶を酸味と合わせるというのは、酒の世界では定番みたいで、それが定番というあたりに歴史を感じる。

・黒と言えば、アサヒ飲料の「黒茶 熟成」(490ml、140円・税別)は、案外美味い。時々出るプーアルのペットボトルだけど、全然定着しないので、是非、これ定番化されて欲しい。何と言うか、この程度でいいんだ、という感じの味。それなりにプーアルっぽいし、ジャスミン茶入ってるらしいけど邪魔してないし、甘味は少なめだけど、冷やしてゴクゴク飲むなら、この程度で全然問題なし。ペットボトル飲料ならではの、どうでも良さの程合いが良いと思うのだ。

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コーヒーと苺と愛宕梨と鉄観音

Sany1675
カルーアとアマレット

久しぶりの銀座、バーK2。時間もたっぷりあったので、色々と飲み物遊びを試した。

まず、ちょっとここんとこ色々考えていたコーヒーリキュールのバリエーション。アイリッシュコーヒーの美味しい奴みたいなカクテルを、という注文に対して出てきたのは、カルーアとベイリーズとフランジェリコと生クリームのカクテル。カルーアとベイリーズを混ぜるという、ある種暴挙みたいなレシピだけど、ヘーゼルナッツのリキュールが上手く全体をまとめてて、最初の一杯として、つまり飯食ってすぐK2に行った俺としては、食後の一杯として、デザートにもなる感じ。ちょっとづつ飲むのが美味い。

後半にもう一杯、コーヒーリキュールでお願いする。今度はさっぱりした感じでと言ったら、カルーアとアマレットと軽い炭酸のカクテル。炭酸の使い方が上手いなあ。基本的な味は、美味いコーヒー味杏仁豆腐。それが液体になって微炭酸の刺激を伴って喉を通り抜ける。微妙な酸味が気持ち良い。コーヒー飲料としては、ミルク無しのこっちの方が面白い。この方向で、色んなコーヒーリキュールを試すのも面白そう。この二杯のコントラストが健太郎さんの腕だなあと思う。

季節のフルーツとしての苺のカクテルも二種飲んだ。どちらも、もう苺を大量に一度に食べてるくらい、たっぷりの果肉入り。手で潰された苺が美味い。愛子さん曰く、果物は手で潰す方が美味いのだそうだけど、実際、果肉の舌触りが柔らかで滑らかで、だからこそ、大量な苺がはいっているけれど、それが飲み物になっているのが嬉しい。大量の苺に、クランベリージュース、レモンジュース、ラムが絡んで、とてつもなく華やかな一杯目と、ストロベリーマティーニにみたいな二杯目。苺を美味しく頂く方法として、ミルクかけるより遥かに美味いのではないかと思う。飲み物の華やかさ炸裂。

さらに愛子さんが持ち込んだ愛宕梨を使ったカクテルを頂きながら、チェイサー代わりに2007秋天の茶王を飲んでいて、ふと思いついたのが、妙に梨と茶王が合うということ。「同じ季節に収穫されるからかも」と愛子さんも言うので、健太郎さんにお願いして、愛宕梨と茶王を混ぜたアレンジを作ってもらう。梨の果汁と茶王とウォッカ。これが美味いのなんの。久々の中国茶カクテルの傑作だった。愛宕梨のちょっと醗酵したような味わいと茶王の強力な水の重さが合う合う合う(アシカか)。

茶王を、野生紅芽を、一葉王を飲みながら、このまま飲むのが一番じゃないですか?と笑う健太郎さんの気持ちも解るというか、それが正解には違いないけど、それ以外にも面白くなるのではないかと期待してしまう気持ちも止められない。その上での梨とのマッチングの発見がある。一葉王はシャンパンかなあとか、そんなことを、もう夜が明けそうな深夜に、悪巧みするように話しあう。

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飛露喜

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美味かった日本酒の数々 in だらだら茶会2008

日本酒のことは、よく知らない。結構飲んではいるけど、美味いっ、と声が出るようなのは、数えるくらいしか飲んでいない。でも、ずっと嫌いではなかったのは、多分、米の酒だからだろう。ここんとこ、美味い日本酒を飲む機会が増えて(主にmad__hatter君のおかげだけど)、やっぱり、その思いを強くした。

美味い日本酒を飲んで思うのは、美味い米と美味い水の味がするということ。で、俺は大福餅やあんころ餅、おはぎなんかを食べる時にも、美味しいやつは美味い米と美味い水の味がするのである。正月に食った餅も、美味い奴は美味い水の味がする。で、美味い水と美味い米は好きだと、そういうことで、多少美味しくなくても、水と米の味は嫌いになれないのだろう。

ワインを飲んでいて、ブドウが好きになったり、ブドウが好きになってコニャックを見直したりするように、美味い日本酒を飲むと、美味い米が食べたくなる。で、とりあえず、その代用品として和菓子をたべたりすると、これが美味い。今回、飛露喜と富山のお菓子「月世界」のマッチングの良さに感動したのだけれど、月世界は玉子なんだよなあ。玉子と御飯は、そりゃ合うか。

それにしても飛露喜特撰純吟である。もう、ひたすら美味しい水に近い。淡麗という価値観は、実はそれほど好きじゃなくて、だから、この飛露喜に対して、それを淡いと表現したくはないというか、決して淡くはないと思ったのだけど、ではあれを表す言葉は何だろう。するすると入っていくからといって、それが存在感の無さとイコールではない。米の飯に味が無いと言う人はいないように、美味い水は淡麗であることが条件では全然ないように。

コクとしか表現出来ないようでは、濃厚な水の質感を感じ損なうように、キレとかスルスルとかの触覚的な表現では、美味さそのものを取りこぼすように、雑味とかキレイとかクリアといった、恣意的な内質の選別的な表現では、米の米らしい部分を切り捨ててしまうように、多分、美味しいは生々しい感覚。

美味いと思いながら飲んで、やっぱり日本酒はよく解らないと思ってしまうのは、美味い酒ほど、そんなバラバラした感覚を呼び起こしてしまうからだろうし、だから美味いんだなと思ってしまうからだろうと思っている。田酒はまだ開けていない。

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缶コーヒーの複雑

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高校の時の友人にジョージアが何より好きという奴がいた

明日、というか日付的には今日、コカコーラに「ジョージア・ヴィンテージレーベル」についての取材に行く。50日で1億本売れたのだそうだ。それは缶コーヒー最速だそうで、それだけの「差別化」が出来たという事なのだろう。

缶コーヒーは、たまに飲むと案外美味いのだけど、何と言うか味が妙に複雑に感じる。コーヒーってもっとシンプルな味わいの飲み物だと思うんだけどなあ。

まあ、美味しい飲み物って、実はとても味わい自体はシンプルだったりすると思っている。太くてシンプル。それを無理に造ろうとすると複雑になるというのも、分かるような気がする。いつまでも聴いていられる名曲のコード進行が3コードだったりするようなものではないかと。

「ジョージア・ヴィンテージレーベル」も缶コーヒーの味ではあるんだけど、舌の上で一瞬、コーヒーらしいシンプルさを感じる事があって、「これかなあ」とか思ったりする。開発者の話もきけるようなので、取材、愉しみだなあ。この手の製品も、いわゆるプロダクトデザインの産物だと思う。

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コーヒーメーカー使い比べ、後書き

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象印ZUTTO「コーヒーメーカー」は名作だと思う、安いし

9月、10月と、Pdwebというプロダクトデザインの総合Webマガジンで、コーヒーメーカーの使い比べというか、複数のコーヒーメーカーを集中してレビューする連載をやった。デザインのサイトなので、コーヒーメーカーと言っても、デザイナーがはっきりしているもの、またはデザインが売りになっているものを取り上げて、デザインと使い勝手の繋がりみたいなものと、実際の使い心地、味わいをレビューするという、今まで、ありそうで無かった感じの原稿を書いている。

書いたコーヒーメーカーは以下の四つ

Review01 Wilfa
http://www.pdweb.jp/review/ldv_wilfa_070814.shtml

Review02 Rowenta
http://www.pdweb.jp/review/ldv_rowenta_070907.shtml

Review03 deviceSTYLE
http://www.pdweb.jp/review/ldv_devstyle_070928.shtml

Review04 ZUTTO
http://www.pdweb.jp/review/ldv_zutto_071012.shtml

まあ、当たり前と言えば当たり前だけど、コーヒーメーカーで淹れるより、普通にペーパードリップで淹れた方が美味いし、ネルドリップならさらに美味い。コーヒーメーカーは、手軽に大量にコーヒーを淹れたい時に使うものだろう。お茶で言えば、薬罐で沸かすみたいなもの。

ただ、薬罐で沸かすお茶だって、やり方次第では侮れない美味しさになるように、コーヒーメーカーも上手く使えば、意外に美味く入る事も分かった。何と言っても便利で速いから、これで美味しいなら言うことはない。特に、10杯分とかをペーパードリップで淹れるのは技術もいるし時間かかるし、これが意外に美味しくはいんなかったりして結構ムカつくものだ。だから、がぶ飲みしたい俺みたいなタイプには便利な機械だと思うのだ、コーヒーメーカーは。

で、レビューを読んでもらえば分かるけど、美味しく入るのは、ROWENTAとZUTTOだった。最もデザインされた感があるタイプと、最も素直にデザインしたタイプが優秀だというのが、中々面白い結果だなあと思ったけど、まあ実際は好みもあるから何とも言えないというのが本当のところ。それでも、上記二つがデザインにも必然性があって、味わいも好みだったので、デザインと機能の融合みたいな見方をするなら、まあ正解ではないかとか思う。

で、一部お茶も淹れられるのね、コーヒーメーカーって。今回取り上げた中では、deviceSTYLEのがお茶に対応。あと、今借りられるか申請中の±0の新作がコーヒー&ティーメーカーという名前になってるから、お茶も淹れられる。どのコーヒーメーカーもとにかくお湯が沸くのが速いから、大量のコーヒーがあっという間に出来上がって、それが何よりのメリットだと思うのだけど、それはお茶でも同じこと。deviceSTYLEのなんて、むしろコーヒーより紅茶の方が美味しく入ったし、いっそティーメーカーなんて製品も出てきそうな気がする。でも、フィルターでドリップする構造が変わらないなら、あんまり中国茶には向かないかも。

ともあれ、Pdwebでは、現在トースター編に突入。今後も、色んなデザイナーズ用品を使い比べるので、興味ある方は読んでくださいね、という宣伝でした。Pdweb自体も面白いので、よろしくです。

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抹茶リキュール+ラム+グレープフルーツジュース

Chacocktail01

こんだけ暑いと、冷茶では収まらず、お茶のカクテルなんかが飲みたいと思っていた。ちょうど、読んでいた北森鴻著「ぶぶ漬け伝説の謎」(光文社、1400円)には、「狐狸夢」というお茶を使ったカクテルが出てきたし。

抹茶リキュールと烏龍茶混ぜると照葉樹林。これはどっかで連れの人が頼んだのを貰って飲んだのを覚えているのだが、味は覚えていても、相手が誰だったか思い出せない。女性だったことは覚えているのだが。サイテーな俺。

ちょうど、バーに誘われたので、「お茶のカクテル、お願いします」と注文。出てきたのは、写真のカクテル。抹茶リキュールとラムとグレープフルーツジュースをシェイクして、ソーダを少し足したもの。これが絶品。抹茶の甘味をラムがさらに甘味を引き立てて、抹茶の苦味をグレープフルーツジュースが更に引き締めて、両方から美味い。

店は、まず暑気払いに小さなグラスに入れたヴィシソワーズを出してくれて、こっちの適当な注文に見事に応えるカクテルを出してくれて、全体に程が良くて、銀座にしては安くて、嬉しかった。「サッパリ」とだけ注文したら、「フレンチ75」が出てきたのも嬉しい。

しばらく、飲みに行く時はなるべくお茶カクテルを頼んでみよう。「狐狸夢」も飲んでみたいし。

追記
そういえば、カウンターがもうすぐ60万を突破しそう。50万は知らないうちに突破してたので、今回、60万に当たった人は、お知らせ下されば、何かちょっとだけ良い物差し上げます。カウンターの図版添付してメール下さい。

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