ロシアンレゲエ

Sany1782
六本木バイカルのロシアンティー。ホワイトバランスが変

行きたくてたまらなかった六本木バイカルに行ってきた。美味かった。やっぱ、ロシア料理好きだわ。バイカルのロシアンティーはアールグレイだった。アールグレイに苺とオレンジのジャム。謎は、砂糖も付いてくる事。ジャムは普通のジャム。料理がやけに美味い割に、ロシンアティーはゾンザイでないか。

ウォッカは入ってなかった。でも、お店の人には、食中、やたらウォッカを勧められた。ほとんど、あたしの盃が受けられないのかい状態。でも、色々あって烏龍茶を飲む俺。何だかなあ。黒パンにワサビ入りのサワークリーム付けて食うのが最高だった。レバーだらけのピロシキも、ニシンが美味い赤かぶのミルフィーユも。また、すぐ行きたい。

そして、今日は仕事部屋のエアコンが壊れた。厚着して、手袋して、膝掛けして、熱いお茶飲みながら原稿を書いてる。それでも寒い。途中、極寒のロシアに思いを馳せて、テルミンを弾いたりする。アートポートの「ロシアンレゲエ」を練習してみる。ウォッカがたっぷり入ったロシアンティーを飲んでみたいと思った。

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一人忘年会にて 〜コニャックとお茶〜

Sany1492
一人忘年会の影の主役となったコニャック

まあ、考えてみれば、紅茶にはブランデーを垂らすものだとしか考えていない人を多く知っているわけで、当たり前といえば当たり前なのだけど、そして、俺は昔からコニャックが好きなので、それも当たり前の事として、美味い祁門紅茶にコニャックを混ぜると、何と美味いんだろうと、暗いバーカウンターで思わず急ピッチで飲んで幸せだったのが昨日の一人忘年会。

3時間30分を越えるMOONRIDERSと関連バンドのパーティー的なライヴの後、パンを適当に頬張りながら神楽坂へ。またも、馬鹿馬鹿しくも、夕食食ってないんで栄養があるフルーツの何か、という、目茶苦茶な注文して、苺をすり潰したものにオレンジジュースとコニャックというカクテルを、トリュフのチーズと一緒にいただく。何か、とりあえず飯はこれで十分という感じで、ふにゃふにゃと意識を飛ばして、ぼんやり。

その後、客が引けたカウンターで、祁門紅茶使って色々実験のような飲み会(一人だけど)。祁門+シャンパンをお願いしたものの、この祁門に対抗出来る重いシャンパンが今は無いということで、アレンジをお任せ。出てきたのが、祁門にベネディクティンというリキュールとコニャックを垂らして、シャンパンで割ったもの。シャンパンの華やかな香りの向こうにしっかりとお茶があって、コニャックが甘味を添えて、ベネディクティンがコクを担当。面白い。それこそ、サングリア紅茶の高級タイプという感じ。

飲んでいて気が付くコニャックの美味さ。聞いてみると、さっきの苺のカクテルに使われていたのも同じ。やたらと香りが良い。味わいがしっかりしたものに香りと甘味を添えるのに最適。良い祁門だったから、シャンパンで割る前の、祁門+ベネディクティン+コニャック(レイモンラニョー)だけで飲むと、これがまたやたらと美味い。香りの良さと味わいのコクのバランスが絶妙。香りが味を味が香りをきちんと引き立ててる感じで、あんま香りに興味が無い俺も、これはちょっと香りたいから飲み、飲みたいから香った。

で、最初の件にたどり着く。そうか、紅茶にコニャックを垂らすのだ。ついでにベネディクティンも。熱い紅茶でやれば、それは冬の幸せかもしれない。シャンパン割りはクリスマスティーだと思ったけど、コニャック垂らしは、何か、正月紅茶な感じがする。ボディがしっかりした紅茶は、実は沢山ある。海風號の正山小種だって、バンブー茶館のテン紅だってある。あ、中国紅茶じゃなかったら、何かよいのあるのかなあ。

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祁門紅茶はいつも美味い

Sany1372
海風號「祁門紅茶」50g、3000円

海風號で、祁門紅茶を飲ませていただく。今年の祁門はやたらと甘くて、その甘味の中に少しだけ酸味があるという、リンゴを思わせるフルーティーな味わい。刺激が少ない香りも気持ち良い。

何にでも合うし、単独で飲んでも美味いので、買っても買ってもすぐ消費する。海風號のお茶の中で、金奨鉄観音と並んで消費量が多いのが祁門紅茶だと思う。でも、家で飲むより、海風號で設楽さんとしゃべりながら、設楽さんに淹れてもらうのが美味いから、海風號で「何飲みますか?」と言われて、言ってしまうのも金奨鉄観音か祁門紅茶なのだった。

で、家に帰って、今は怪ラジオの妖怪替え歌を聴きながら、やっぱり祁門紅茶を飲んでいる(お茶請けにナイススティックが食べたくなった)。寝る前に飲んでも眠れなくなった事はないけど、それは眠くなるまで寝ないからというだけのことなのだろう。

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冬の祁門紅茶

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「祁門紅茶」海風號 50g、3000円

この冬は、やたらと中国紅茶を飲んでた。上の写真の海風號祁門を中心に、愛里さんの祁門、海風號の正山小種と宜興紅茶と四川紅茶、バンブー茶館のテン紅、しゃおしゃんの千年古茶紅茶あたりを、ヘビーローテーションで延々飲んでいた。正月にだらだら紅茶茶会をやったせいもあるかも。また、秋から冬にかけて、上記の本当に美味い紅茶を次々に入手したからというのもある。

中国紅茶は、ダージリンのような繊細さは無いと思う。というか、他の中国茶と比べても、適当に淹れても美味しいし、食事と一緒でも洋菓子、和菓子と一緒でも、きちんと味わいながら飲むことが出来る。陶器の茶壺で淹れても、磁器の茶壺で淹れても、蓋碗でも、マグカップでも、それぞれに美味しいのも有り難い。この冬は、大きめの茶壺でラフに淹れるのが主流だった。

まあ、ラフと言っても冬だけに、熱っついのが飲みたかったので、茶器はしっかり温める。後は、熱湯でガガガガと淹れて、マグカップに注いで飲む。残りは保温機能がある水筒に入れておくのが、この冬のトレンド(中野坂上界隈限定)。さらに残ったら冷やす。冬でも冷茶を飲む。舐めてもらっては困る。

繊細ではないけど、一々奥があるのが中国紅茶の面白さだと思う。何か、他のお茶に比べて、とても「作られた」感が強く、味とか香りに意味を見いだしやすいような気がするのだ。正山正種なんて、タバコとか葉巻のお供のためにわざわざ開発されたとしか思えない。テン紅は、雲南の茶葉の甘さをどこまで引き出せるかの実験みたいだし。ただ、そんな中では祁門は、比較的ノーマルというか、オリエンタルなムード程度の軽い意味付けで、普通に美味しいお茶を作ろうとしてるような気がするのだった。

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鎌倉 歐林洞のパウンドケーキ 各1300円

何か、とても紅茶らしい紅茶だと、海風號の祁門を飲むと思う。鎌倉の歐林洞という洋菓子屋のパウンドケーキと一緒に、海風號の祁門を飲んでいて、そのマッチングの異様なほどの良さに、ちょっと驚いたというか、まあ美味いパウンドケーキではあったのだけど、しかも、俺が好きなオレンジ味と苺味(ミルク付き)だったというのもあるのだけれど、それにしても、両方で味が引き立って、やけに美味かったのだった。

それこそ、これ食べるなら、これ飲む、みたいな感じで。つまり、祁門はバターとフルーツに合うわけで、この二つに合うお茶って、実は中々なくて、ほんと大したお茶だなと。まあ、ミルクティーにして美味いということは、乳製品との相性はいいんだろうな。で、渋味が少ないから果物との相性も良いということか。

この間、取材に行った小泉武夫先生によると、紅茶は全発酵させた後も、特には発酵を止めないために、製品化された後も発酵を続けるそうだ。そのせいかどうかは知らないが、紅茶ならではの喉の奥に感じるコク(これを韵とは誰も言わないようだけど)は、50gとかを飲み切る時には、より強く感じる。それがまた美味い。で、普通の紅茶だと飲んでられないけど、美味い祁門だと、出涸らしがまた美味いのだ。

そういえば、最近、紅茶に限らず、中国茶の場合、出涸らしが大好きなのだ。これは何なんだろう。

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海風號「宜興紅茶2006」は冷やしでも美味い


アイス宜興紅茶を淹れている海風號主人設楽さん
茶葉は、30g、2000円

海風號に今日(2006年8月2日)送られてきたという宜興紅茶をアイスでいただく。作り方はビデオの通り、濃く淹れた熱い紅茶を氷の上に注ぐ方法。これが美味い。淹れた設楽さんも思わず「美味い」と言ったほど。濃いめに淹れても渋味が出ないというのもあるのだけれど、熱いお茶を急速冷蔵するから香りが損なわれないし、甘くなり過ぎることもなく、しっかりと紅茶らしいボディを感じつつ、スルスルと飲めるから気持ち良い。で、喉の奥に微かに苦味が走って喉の渇きを一気におさめてくれる。

紅茶の味わいと単叢の切れ味が一体になったような感じで、設楽さんがどんどん作ってくれるのを良いことに、ガブガブ飲む。ガブガブ飲むのが気持ち良いけど、じっくり飲んでも味わい深い。アイスティーとして、この完成度の高さは珍しい。もしかしたら、レモンもミルクもいけるかも知れない。でも、ほんと美味いのでストレートでどんどん飲む。当然のように持ち帰り、家でもガブガブ飲む。熱いのも飲もうと思うのだけど、切れ味が気持ちよくてつい冷やす。

茶葉は、海風號で扱っている宜興碧螺春と同じもので、あれを紅茶に仕立てたもの。宜興碧螺春も軽さが美味いお茶だったけど、これも紅茶としては、かなりさっぱりしていて、でも味はしっかりという感じ。そういう茶葉なのだろう。味わいを一言で表現すれば、「ジャワティーの最上級品」。ジャワティーが好きな人なら、もう確実にハマるはず。といった傾向の味だと思う。これで30g、2000円はリーズナブルだと思う。濃いめに淹れて氷で冷やして、というのを1リットルくらいやっても、全然味わいが落ちないくらい煎も利くし。

冷やした桃をお茶請けに飲んだら、もうどんなツライことにも耐えられるくらい幸せな気分だった。この宜興紅茶と海風番茶と麦茶で、この夏の冷茶はオッケーかもしれない。

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バンブー茶館「高档てん紅」

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高档てん紅(ガオタンテンホン)
バンブー茶館さんからサンプルとして頂いたものなので価格不明

「雲南省を代表する紅茶で高山でのみつくられるゴールデン・チップを最も多く含んだ最高級品」とバンブー茶館のホームページに紹介されているお茶。元々、てん紅というお茶は好きなのだけど、これはまた別格のように美味い。

最初の数煎のスモーキーな香りの中で味わえる、お茶濃度の濃い味わいと、柔らかく喉を包むような発酵した茶ならではの気持ち良さも良いし、煎を重ねていくうちに、スッキリした飲み心地なのにじんわりと甘く通り抜けていく感じも良い。で、何かその味わいに麻痺しないというか、毎回「お、うめえ」と言葉が出てしまうのが、自分で面白かった。

中国紅茶だからとか、雲南省だからとか、そういう括り無しで、美味しい紅茶だなあと思う。紅茶という枠で勝負して、十分戦える種類のお茶だと思う。それでいて、全体にはスッキリと飲めるから、「お茶」という括りでも勝負出来る。

こういうオールマイティー的なお茶があると、つい、ずーっとそればっか飲んでしまったりする。実際、この間の、東京中国茶倶楽部の定例お茶会に持っていったら、前半、延々、これを飲み続けてしまった。お茶会としては異例のことであった。1496茶さるさんのデカイ金魚茶壺との相性が良かったというのもあるが、ガーッと、普通サイズの茶海3つ分以上を一気に淹れて、それを恵さんと差しつ差されつ異様なスピードで飲み続けて、かなり多彩なお茶請け全てに対応しながら、他のお茶が飲みたいという気にさせなかったのだから、何だか凄い。

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FormosaTeaConnection「福爾摩沙紅茶」

福爾摩沙紅茶(フォルモサコウチャ)
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分類:紅茶
産地:苗栗縣頭屋郷茶區

購入
2004年11月
FormosaTeaConnection
50g、1000円(現在売切)

本当に、普段飲みの東方美人という感じだった。海風號オリジナルの白磁の漢瓦壺に適当に茶葉を放り込み(茶壺の半分くらい)、熱湯をがっと注いで、30秒くらいでサッと出す。それで味はしっかりしてて、渋味は全然無い。簡単に美味い。

味は、限りなくサッパリした紅茶の味。つまりコクはほとんど無い。でも、ゴクゴク飲める。喉の奥が感じる発酵の強いお茶ならではの心地よい。舌に感じる甘味は紅茶のそれというより、東方美人の甘さに似ている。茶農によると発酵度は80%らしい。

熱い内と、キッチリ冷やした時が美味くて、単に冷めた状態だとあんまり美味しくない。そういうのは紅茶っぽいと思う。元々、どんな飲み物にも砂糖とか入れない方なので、加糖でどうなるかとか分からないのだが、もしかするとレモンティーにすると美味いかもとか思った。この爽やかでサッパリした飲み口をさらにサッパリさせるのも面白そうとか思うのだ。

「お茶屋が作った紅茶」と瑠美さんがコメントしてたけど、まあ、本当に紅茶というより、限りなく紅茶に近い烏龍茶という感じではある。キーモンとかの中国紅茶よりもっと烏龍茶っぽい。やっぱり、カジュアルな東方美人という形容が一番ピッタリ。こういうのを飲むと、東方美人と紅茶って似てないということが良く分かるような気もする。

風邪をひいた喉に気持ち良くて、味わいがしっかりしてる割りには、身体への刺激が少ない感じもあって、今日は一日、これを飲み続け。大量に淹れて冷やしとくのも良さそうだけど、飲み続けてしまうので、そのストックが作れない。

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迎茶「台湾紅茶」

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迎茶「台湾紅茶」

 何となく、最近あちこちで「台湾紅茶」を見かける。結構リーズナブルな値段で、ガブガブ飲めて美味しいというのが、その特徴みたい。Formosa Tea Connectionの留美さんは「普段飲みの東方美人」と言ってた。そのFormosa Tea Connectionの台湾紅茶「福爾摩沙紅茶」も飲みたいのだが(ひらたさん、早く行きましょうよ)、その前に、迎茶の台湾紅茶を頂いた。

 つーか、今回、企画が「迎茶でランチ&デザート」だったので、食べ物主体で飲めるお茶をと思ってメニューを眺めてて目に付いたのが台湾紅茶。値段も他のお茶に比べぐっと安く(560円くらいだったと思う)、紅茶ならどんな食べ物にも合うかなあと思っての注文。

 結果、これが当たり。最初は、ちょっとスモーキーな感じのキーモンが軽くなったような味わい。三煎目くらいから東方美人的な味わいになって、あと、ずーっと奥に甘さを残すさっぱり目の紅茶という感じで、いつまでも飲める。8煎目を越えたくらいから、かなり抽出時間を長目にしたら、それがまた美味い。出がらしギリギリみたいな感じなのだけど、飲みやすく、喉の奥にふんわりと残る「お茶」な味わいが嬉しい。

 当たりでしたねえ、コレ、と言いながら、チマキ、チャーシューまん、野菜まん、湯圓、味噌ピーナッツなどと一緒に、本当に、もうコレ以上は無理っス、勘弁して下さいよ旦那、というくらいまで飲んだ。ほぼわんこ状態で3時間30分以上だから、まあ、よく出たものだと思う。最後まで嫌な風味も出なかった。うーん、やはり、早くFormosa Tea Connection「福爾摩沙紅茶」が飲みたいぞ。通販使うか、送料もったいないが。

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湖北宣昌紅茶で原稿を書く

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 資料が少ない仕事や、ネットを多用しない仕事などの場合、海風號にノートパソコンを持っていって、そこでお茶を飲みながら仕事をさせてもらっている。元々、俺は喫茶店とかで仕事するのが好きなのだが、ちゃんと集中できて居心地の良い店というのは中々なくて、何か、逃避の言い訳みたいな感じになることが多かった。

 そんな中、海風號は最初からスムーズに集中出来たのだった。通常、4〜5時間かかっていた、単行本の構成と目次の作成が、2時間くらいで完了。それが後に「iPod Fan Book」という本になったのだけど、あの本は海風號から生まれたのだった。

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 何せ、美味いお茶を仕事しながら飲み放題という環境はそうそうない。今回も、湖北宣昌紅茶という珍しくも(海風號主人設楽さんでさえ、今回初めて飲んだそうだ)美味しい紅茶を飲みながら、せっせと原稿を書いた。

 宣昌というのは、湖北省西部の地名なので、そのへんで作られた紅茶なのだろう。「宣紅」とかいう紅茶もあるらしいんで、そのへんの仲間だろうか。

 味は、最初、少し変わったフルーツ感がある。柿とか枇杷とかに近い感じの香りと味わい。で、煎を重ねると、心地よい甘さが前に出てきて、紅茶らしいのど越しのコックリした感じも出てきて、後は何杯でも飲める感じ。美味い。際立たないけど、ちゃんと美味い。

 これは設楽さんが自分用に少量買ってきただけで、海風號の商品にはならないそうだけど、もしかしたら大量に買い付けられるかもしれないとのこと。その際、料金は祁門くらいかな、ということだった。

 美味いお茶と海風號の雰囲気のおかげで、今日も1ページ、「速いですね」と設楽さんが驚いたほどのスピードで書き上げた。実は、文字数が少なくて、削るのにかなり時間がかかったから、気分は「遅かった」のだけど、時計を見たら30分くらいだった。
 それは確かに速い。

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千年古茶紅茶(しゃおしゃん焙茶工房)

千年古茶紅茶 2002年秋冬/茶磚
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分類:紅茶
産地:雲南省

購入
2004年1月
しゃおしゃん焙茶工房
1個(95g程度)、3600円(セールで、さらに15%引きで購入)

基本データ
 千年古茶シリーズの紅茶。産地で製茶された状態では水分が多すぎて、味わいが水分に覆い隠されてしまったような状態になっているので、しゃおしゃん焙茶工房で焙煎してレンガ状に固めたもの、ということだ。原料茶の摘採部位に新芽を多く含むものを使用しているので、口当たりはまろやかだけど、味わいは厚く力強いらしい。

飲んだ
 千年古茶青餅同様、海風號の白磁のオリジナル茶壷を使用。茶壷の底に敷き詰める程度の茶葉で、熱湯を注いで、まずは20秒程度の浸出時間で飲んでみる。と、焙煎の風味と紅茶のコクと千年古茶青餅で感じた甘酸っぱさが混ざり合って、「お、美味い!」という感じ。青餅の時に比べると、美味さが際立っているというか、美味しいだろう、という主張がやや強く感じられる。
 でも、その分、子供やかみさんへの評判は良い。そして、青餅の時に感じたのと同じ、飲み続けたい感があって、また例によってガンガン淹れて飲む。

 二煎目以降は、濃いめに出したり、薄めに出したりして風味の違いを楽しんだ。薄めだと、スルスルと身体に染み込むようなのど越しと、さっぱりとした後味の、雑味が少ない紅茶、という印象。濃いめに出すと、焙煎の深みのある香りが珈琲を思わせて、味わいには厚みがあって、どっしりとした雰囲気。それでも、後味はさっぱりして、甘酸っぱさが残る。つまりは、どう淹れても美味いと。

 多分、俺の身体には青プーアルの方が合っているというか、基本はあっちなんだろうと思う。あの独特の懐かしい味わいは、紅茶には少ない。ただ、一般的には紅茶の方が飲みやすそう。お客さんとかに出すのにも良さそう。果物やお菓子との相性が強烈に良いのにも驚いた。フルーツゼリー、大福、バターケーキはもちろん、クリームチーズにも合う。両方が美味しくなる。お茶請けを美味しく食べるためのお茶ランキングがあれば、相当上位だと思う。

 奥の方には、あの懐かしい味がしっかりとあって、それに凄く上手な化粧を施したという感じか。その分、一度に大量に飲むものではないと思うが、いつまでも美味しく出るので、茶壷にいれたまま、思い立ったら熱湯を注ぐ、という形でずーっと飲み続けた。お茶だけのむなら青プーアル、お茶請けと一緒ならこっちかな。

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