今年も来ました、海風號の聖誕節感謝廉売。期間は12月23日〜25日の三日間。早い話がクリスマスセールだけど、今回もまた、在庫整理ではなく、新着茶壺を大量に揃えてのセールになるらしい。という話を聞いて行ってきました、セール用茶壺の整理中の海風號。
いつものように、大量の茶壺から俺が勝手にオススメだと思ったものの写真を撮ってきたので、ざくっとご紹介。今回は、120cc〜200cc程度の小振りのものが中心。即戦力系が多くて、オススメを絞るのが大変だったけど、それだけレベルは高いと思う。
で、最初のオススメは、何とこの、初期バージョン王暁健の漢瓦壺のクリスマススペシャルバージョン。初期型と同じスタイルで土がちょっと良いものになって、少しだけ(3g)軽くなったもの。色も少し違っていて、前のが赤っぽかったのに対して、こっちは茶色っぽい。
これは今回の目玉商品なので、3日間のセール期間中、1日10個限定販売ということだ。価格は17000円。王暁健としては最安値になる。つーか、この価格は赤字だそうだけど、まあセールということでと設楽さん。王暁健の漢瓦壺は、本当にこれが最後だろうと思われる。
続いて、このテイスティング用の茶壺みたいな形の茶壺。宣興製だけど手回しの轆轤引きで、その轆轤の手がキレイということで設楽さんが買い付けたものだそうだ。俺は、とりあえずこれを買おうかと思っている。今回のセール品の中では設楽さん、のーとみの両方のオススメ。9000円。これは、10個近くはあったので、欲しい人には行き渡るのではないかと思う。写真の赤っぽいものの他、茶色の濃い感じのものも2個ほどあった。俺は、気楽に緑茶とか紅茶とか淹れるのに使おうと思っている。
珍しいのはコレ。手のひらに乗るほど小さい偏壺。小さくて、やたら平べったい。大きいものだと良く見かけるけど、手のひらサイズなのは初めて見たかも。土の感じも悪くないし、かなり欲しいと思ったけど、使いこなすのは難しいかも。設楽さんが言うには、書をやる人なんかは、これを水滴に使うと良いだろうということだった。これは2個しかなかったから早いもの勝ちかも。7000円と価格もリーズナブル。
縦長だとこういうのもある。これ、バランスと土味が良くて、ただ、これと色違いが、それぞれ1個づつしかない。これも、7000円。こういうの一個持ってると、茶壺のバリエーションが一気に広がると思う。底が少し広がってるので、お茶も美味しく入ると思われる。
ある意味目玉と、設楽さんも言う、「パチ何道供」茶壺。海風號でも使われてる何道供の茶壺のニセモノ。でも、ちゃんと把手部分の膨らみは、中が空洞になってるとか、茶色の方なんか、かなり技術が高いとか、侮れないニセモノなのだ。これは、黒が2個、茶が5個、あと、黒と同じ形の茶色が3個。価格はメモし忘れて不明、7000円か9000円のどっちかだと思う。個人的には写真右の茶色が、出来が良くて好き。
で、これは今回の俺のイチ押し。120ccくらいの小振りの、何と言うこともない茶壺だけど、設楽さんも「これは上手いですよ」と感心する出来。普段遣いの一人用に最適で、1個目の茶壺としても良いし、クリスマスプレゼントにも良いし、何と言うか、どこに出しても恥ずかしくない感じなのだ。土の感じも形も、大きさも文句の付けようがない。これも7個くらいはあったと思う。価格も7000円。このレベルだと、出るとこに出ると、かなりの価格になるらしいけど、セールなので7000円。これ、本当に安いと思う。
これも目玉だと思う。スタッフのトモちゃんイチ押し。お店でも使ってた、ちょっとプリティ入った漢瓦壺のバリエーション。短めの真っすぐな胴と丸い漢瓦が特徴。注ぎ口がやけに可愛いのだ。これは、今の所、容量もミニ漢瓦壺に次ぐ小ささだし、漢瓦壺マニアは揃えておきたい逸品。ただ、これも在庫は3個のみ。価格も7000円とお手頃なんで、争奪戦かもしれない。
小振りの石瓢壺は、入荷する度に、すぐ売れる人気モノ。今回も3個しかないから、すぐなくなるかも。5000円だし。今回のは、少し縦に長いタイプで、設楽さんによると、昔風のデザインなのだそうだ。普通の石瓢を見慣れている目からは、ちょっと新鮮な感じがして面白い。そう言えば、俺は小振りの石瓢って持ってなかったなあ。これは狙い目か。140ccくらいだと思う。
そして、お買い得で言えば、今回のナンバーワンだと思ったのが、この団泥の茶壺。120ccくらいで、作りが丁寧で、使い込むと良く育ちそうで、しかもセール価格で3000円。持った時の重さのバランスも良くて、在庫もそこそこあって、中国茶淹れるのに茶壺の一個も持っておきたいという人にはピッタリではないかと思う。こういうの、何個か持ってて、口説きたい女の子にお茶付きであげたりするのもいいなあ。こういうのあげたいと思うような女の子に出会ってないのが悲しいけど。
と、このあたりが今回の新作の目玉。まだ、他にも1点ものも含め、色々あるから、まずは23日〜25日に海風號にGO!ということではあるけど、これで終わりではない。あとちょっと情報もある。
まず、今まで海風號に飾られてた茶壺もかなり安くなっている。例えば、上の写真の茶壺は、正真正銘の民国壺。400cc近く入る大振りのものだけど、形がとてもカッコイイ。これ、35000円で売ってたやつだけど、何と12000円に。ほぼ3分の1だ。他のも3000円〜12000円で大放出。

あと、海風號のオリジナル茶器からは、クワガタ茶壺が最終価格で定価の半額の9000円。オリジナル茶海も6000円のところ半額の3000円。ただし茶海は4個限り。

あと、セール前からこっそりと安くなってた茶杯の数々。これ、全部、1個2000円で5個セット販売だったのが、1個1000円でばら売りOKになっている。これはモノは凄く良いから、この機会にいくつか入手して損は無いと思う。
あとの在庫については、応相談ということらしい。で、茶葉はセール対象外だけど、ふるまい茶が用意されて、飲み放題だそうだ。ケツメイシとか、ちょっと美味いプーアルとか、今、海風號には、ゴクゴク飲むと美味いお茶がいくつか来てるから、ふるまい茶には期待できそうだと思う。さらに、例のアラン・チャンのデザインによる茶缶のプレゼントも継続中。セール中は、何も買わなくても、缶だけ欲しかったら無料でサービスしていただけるそうだ。お茶飲んで、缶もらうだけでも嬉しいから、とりあえず、海風號に行ったことない、という人も、この機会に顔出すと良いかと思う。
海風號で会おう(by 寺山修司)。