赤い蝋燭と冷茶
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日本画家池永康晟さんの絵は、お茶よりも、酒の方が似合うのだけど、い
ずれにしても、絵と俺の間に、何かがある方が、絵の魅力が際立つように
思う。つまりは、お茶請けとか酒の肴になることが出来る絵で、部屋に置
いておけば、そこに描かれた女の子と酒が飲めるような気分になれる、実
用品でもある。
気分をドキュメントとして記録するのは、絵画の特質の一つで、でもそれ
を意識的に行うのは案外ハードで、しかも、それに普遍性と娯楽性も持た
せようという作業は、とても面倒で、でも当たり前のように、その作業を
行う人の事を画家と呼ぶのだなあと、池永さんの絵を見ると思う。
ギャラリーアートもりもとで淹れてもらうお茶はレベルが高い。美味いお
茶をいただきながら、ぼーっと池永さんの絵を眺めていられた、この何日
かは、とても気持ちが良かった。悲しいことが多かった、5月だけ
ど。
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